双極性障害の家族の記②

前回書いたのは10月下旬だった。

アルコール依存の治療のために新しい病院に転院した後の経緯を書く。

新しい病院での治療は中々上手くいかず、前の病院が良かったこともあり、アルコール依存の治療にかんして何の効果も出ていない。通院の距離が前の病院と比べてかなり遠くなってしまったこともあり(片道1時間以上)、病院に行く・行かない、前の病院に戻る等、何悶着も起こった。

一度、もう通院も服薬もやめると言い診察も休んでしまったことがあり、かなり不安だったのだが、本人が病院に連絡し通院は継続してる。これには安心した。

12月下旬に、私の母から、「身体中が痛いと部屋で大声で喚いている、救急車を呼ぶと言っている」との連絡があった。これは今まで何度もあったことで実際に救急車を呼んだり、そのまま入院したりというのがよくあることだった。その経験からわかることは、身体中が痛いと言っているが、身体に何かが起こってるわけではない。入院したらしたで翌日には周りに対して必要のない要求を様々と出し、困惑させてきたからだ。私が父に電話して、なんとか話を聞いてとりあえず安静にしといてくれと言った。

1月上旬、私に電話をかけてきて「パリに旅行にいこう」と言われた。その時はほぼ無言でスルーしたのだが、母や兄とその件で色々話す時間があり大変だった。

その2日後くらいに電話があり、「1月末パリ旅行を予約してしまった。55万円の決済をカードでしてしまい、既にキャンセルするのにも2割かかる」とのことだった。

続きはまた次回。